いびき・無呼吸症候群を治してくれる静岡県のクリニック！呼吸に異変が起きたときの対処法

寝ているときの体勢を変えてみることが重要

いびきは気道が狭くなることで発生しますので、重力で気道が狭まる仰向き寝はおすすめできません。仰向き寝が多い人は、横向き寝を意識すると良いでしょう。

枕の下にタオルを入れて傾斜を作ると、寝ている間に仰向けになるのを抑えられます。また、クッションを背中の周りに置くのも効果的です。枕の高さによって横向き寝がしづらいときは、枕を変えてみるのも選択肢に入れてみてください。日々の寝姿勢を工夫することによって、いびきの軽減が期待できます。

肥満体型になると、お腹周りだけでなく気道の周囲にも脂肪がつきます。脂肪が増えるごとに空気の通る道が狭くなり、いびきを誘発するようになるでしょう。

そのため、肥満気味の人は体重を減らすための食事管理と運動を意識するのがおすすめです。肥満の解消は、いびきだけでなく生活習慣病の予防にもなります。ただし、無理なダイエットはせず、栄養バランスの取れた食事と適度な運動によって少しずつ体重を落とすようにしてください。

ストレスを溜め込んだ状態が続くと自律神経が乱れて呼吸が浅くなり、鼻呼吸ではなく口呼吸が多くなります。睡眠時の口呼吸が常態化すると舌が喉に落ち込み、気道が狭くなっていびきが発生するため注意が必要です。

仕事やプライベートでストレスを溜め込まないよう、たまにはリフレッシュする時間を確保してください。自分の好きな趣味を楽しんだり、仲の良い友達と会ったりして健やかな精神状態を保ちましょう。自律神経が整えば、いびきだけでなく体全体の健康につながるはずです。